江の島歴史散策マップ
岩本楼
岩本楼 |
解説
江の島の三宮(本宮・上之宮・下之宮)の総別当職を務めた岩本院(岩本坊。京都仁和寺末で江嶋寺とも)は、江戸時代には勅使・将軍・大名などの宿泊所でもありましたが、明治初年に旅館となって「岩本楼」と改名しました。岩本院といえば 歌舞伎の河竹黙阿弥作「 青砥稿花紅彩画」に登場する「白浪五人男」の一人の「弁天小僧菊之助」が有名で、「弁天小僧」は岩本院の稚児の出身とされています。また、資料館には岩本院にちなむ貴重な文化財が保管、展示されています。
(宿泊者の方に公開していますが、見学希望の方は「江の島探訪倶楽部」の観光ボランティアガイドにお申し込みください。
0466-24-4141 藤沢市片瀬江の島観光案内所まで)
岩本院文書
八臂弁財天
江嶋弁才天縁起絵巻
弁財天十五童子像
朱漆塗金銀蒔絵酒杯
黄金水汲記念碑
解説
昭和4年(1929)に岩屋の前の海中で黄金水を汲み取った記念碑で「江の島のこがねの水や楽風時」ほかが刻まれています。