江の島歴史散策マップ
岩屋
岩屋 |
解説
波の浸食によってできた自然の洞窟で、寿永元年(1182)には源頼朝や鎌倉武士が文覚上人を招いて岩屋にて戦勝祈願を行っています。古くから信仰の対象として親しまれてきました。現在、第一岩屋(152m)と第二岩屋(112m)が公開されています(有料)。
与謝野晶子歌碑
平成 14 年(2002)に岩屋へ設けられたもので、与謝野晶子(1878~1942)が 明治 44 年(1911)に詠んだ「沖つ風 吹けば またたく 蝋の灯に しづく散るなり 江の島の洞」があります。晶子には「片瀬より 白き羊の 歩むごと なみの寄りゆく 秋の江の島」 、「江の嶋や 蘭の花ほど 青みたる 波がしら立つ 桟橋のもと」など、江の島を詠んだものが多くあります。
岩屋のなか
第一岩屋奥
第一岩屋より海を見る
第一岩屋へのエントランスの道です。
外から岩屋を見る